2006年5月5日

昨日はミュンヘン北部のガルヒングにあるミュンヘン技術大学で、ナチスの原爆開発をめぐる秘話「コペンハーゲン」の英語劇を観ました。知人のイギリス人俳優と3人が、高名な原子物理学者ハイゼンベルク、ボーア、ボーアの妻を熱演。非常に重みのある心理劇でした。当時の政治的背景も理解していないと、わかりにくい劇でしょう。私はHeisenberg's warという本を読んでいたので、楽しめました。芝居がはねてから、知人のイギリス人俳優やその家族、監督らとギリシャ料理店で食事とワイン。ひさしぶりの再会で話が弾み、気がついたら時計の針は午前零時をさしていました。家に着いたのは、朝1時半。今朝は寝床から這い出すのに一苦労しました。それにしても俳優の皆さんは毎晩こういう生活を続けているわけで、大変ですね。